東京栄養食糧専門学校(東京・世田谷区池尻)栄養士・管理栄養士への第一歩

栄養士科
(職業実践専門課程/2年制)
カリキュラム

Curriculum

  • 本科のカリキュラムは、大きく分けて「基礎分野」「専門分野」「選択コース科目」の3つに分かれます。1年次には豊かな教養と人間性を養い、2年次では栄養士としての専門性を高めるべく、実験・実習により力を入れます。この実践的なカリキュラムだからこそ、社会で活躍できる栄養士を育成することができます。

2年間の学びの流れ

  • 栄養士になるための基礎的な内容を修得し、今後の学習につなげる。
  • 専門科目の中でも、段階的にまずは基礎的な内容を学習する。
  • より実践に即した専門分野を学習し、栄養士の業務を理解する。
  • 学生の興味に合わせた内容を、コースに分かれて学習する。

1年次 授業紹介

栄養士になるための基礎的な内容を修得し、今後の学習につなげます。

  • 食品学

    食品に含まれる成分や構造、機能を基礎から学びます。さらに、食品の分類や特性、特徴を学び、食べ物のプロとしての知識を深めていきます。

  • 食品学実験

    実験を通じて食品に含まれる様々な成分の特性を学び、食品に対する化学的な知識を養います。また、食物がどのように健康に影響を与えるのかを実験結果に基づいて学びます。

  • 給食計画実務論

    特定多数の人を対象とした給食施設における栄養士の役割と給食の実務を総合的に学ぶ。給食業務の流れ、栄養計画など給食の基本を学び、運営方法を理解します。

  • 基礎調理学実習

    調理の基礎技術および知識を身につけるための実践教育を行います。調理技術をはじめ、食品の基本的な取り扱いや調理器具の使用法についても基礎から学びます。調理の五法については実習することで理論と結びつけます。

食品加工学実習

  • フレッシュチーズを作ろう!

    身近にある加工食品を実際に製造体験しながら、食品素材の成分特性や、出来上がった加工品の食味、 食感や品質が製造工程や材料処理により変化することを学び、献立作成や栄養指導に活かします。

基礎分野

  • 心理学 / 化学 / 英語 / 社会学 / 栄養情報処理演習 / 健康スポーツ理論 / 健康スポーツ実技

専門分野

  • 社会福祉論 / 食品学 / 公衆衛生学 / 食品学実験 / 解剖生理学 / 調理学 / 食品衛生学 / 基礎調理学実習 / 運動生理学 / 栄養指導論総論 / 食生活と環境 / 栄養学総論 / 給食計画実務論 / 栄養学各論

その他の科目

  • キャリアデザイン講座

2年次 授業紹介

2年次からは、より実践に即した専門分野を学習し、栄養士の業務を理解したのち、進路に合わせた選択コース別科目を履修します。

  • 給食実務実習

    給食運営について、計画・実施・評価(検討・反省)する実習です。給食業務の全工程を通し、食事計画、大量調理、給食サービス、衛生管理など、栄養士に必要な知識と技術を学びます。

  • 栄養学実習

    子どもからお年寄りまでライフステージごとに栄養と心と体の特性を学び、それぞれのステージにあった献立作成から調理までの知識と技術を学びます。

  • 生化学

    食物として摂取した化学物質が人体においてどのように活用され変化を受けていくかについて学びながら、身体の仕組みを理解します。

  • 生化学実験

    『生化学』で学んだことを、より一層理解するため、さらに実験をしていきます。三大栄養素の代謝に作用する成分や条件、病気とのかかわり、生体成分の分析なども含め、身体の中を理解し、学んでいきます。

学外実習

学内で学んだことを基に、実践の場である事業所、病院などの施設で学習します。給食運営の実態を体得するとともに大量調理における栄養士業務や役割について更に理解を深めます。

実施期間

2年次 7~8月

  • 事前学習

    実習心得を学び、配属先実習施設の概要を知る

  • 事前訪問

    実習先を訪問、責任者に挨拶し、施設見学など実施

  • 実習期間

    2年次の7月から8月の2週間事業所または病院を選択

  • 実習報告

    教材ノートを活用しレポートを提出

専門分野

  • 栄養学実習 / 給食実務実習 / 臨床栄養学 / 学外実習指導 / 臨床栄養学実習 / 解剖生理学実験 / 公衆栄養学 / 応用調理学実習 / 食品衛生学実験 / 生化学 / 栄養指導論各論 / 生化学実験 / 栄養指導論実習

栄養教諭(希望者のみ)

授業料追加なしで受けられる授業

栄養教諭免許取得を希望する方は、学費の追加なく受けることができます。

授業紹介

  • 教育実習

    限られた期間で学校給食での指導の在り方を実習の中で学ぶ。学校現場の栄養教諭、学級担任の指導を受け、資質・能力を身につける。

  • 学校栄養指導論

    発育成長期にある児童・生徒へ正しい知識と望ましい食習慣を身につけることができるよう、食に関する指導を実践できる力を学びます。

活かせる職種

小・中学校で教員として勤務
※教員採用試験に合格することが必要です。合格に向け、対策講座も実施しています。
保育園勤務
※食育を行う場合にも役立つ資格です。

時間割モデル

1年次時間割モデル
 
1限目9:00 – 10:30 公衆衛生学 基礎調理学実習   調理学 栄養学各論 介護職員初任者研修講座
※土曜日は介護職員初任者研修受講希望者のみ
2限目10:40 – 12:10 給食計画実務論 食品学 食生活と環境 解剖生理学
3限目13:10 – 14:40 食品学実験 食品衛生学 栄養指導論総論 化学 キャリアデザイン講座
4限目14:50 – 16:20 HR 社会学   健康スポーツ実技
5限目16:50 – 18:20
※5限は栄養教諭取得希望者のみ
教育心理学 法と社会   道徳・特別活動の指導 教育相談の理論と方法  
2年次時間割モデル
 
1限目9:00 – 10:30   選択科目 解剖生理学実験 給食実務実習 栄養指導論各論 介護職員初任者研修講座
※土曜日は介護職員初任者研修受講希望者のみ
2限目10:40 – 12:10 選択科目 生化学 臨床栄養学
3限目13:10 – 14:40 栄養学各論 応用調理学実習 臨床栄養学実習 食品衛生学実験
4限目14:50 – 16:20 栄養士実力認定
試験対策演習
5限目16:50 – 18:20
※5限は栄養教諭取得希望者のみ
教育相談の理論と方法 教育実習
事前・事後指導
  学校栄養指導論 食生活の歴史と文化